ハイデイ日高労働組合について
About Union
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なぜ労働組合が必要?
やりがいのある・働きやすい職場にするには、給料やお休み、職場の安全など、さまざまな改善点があります。しかし、個人が会社に対して要望を伝えるのは勇気のいることで、伝えられずに胸にしまっている人も多いのではないのでしょうか?そんな従業員の声を集めて、「組合員みんなの声」として会社に伝えるのが労働組合の役割です。
会社の成長と組合員の生活向上は表裏一体です。どちらかが犠牲になってもいけません。組合員の生活向上を実現するためには、会社の成長が不可欠で、そのために従業員は売上やサービス改善の点で協力し合い、それによって得た成果の公正な配分を労働組合は求めていきます。 -
組合員を守る憲法と法律
従業員のみなさんが会社に対し、弱い立場にならず働きやすい環境を作るために、労働組合は憲法や法律で保障されています。
労働三権
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団結権
団結権労働者が自主的に団結して労働組合をつくる権利
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団体交渉権
団体交渉権労働組合と会社が対等に交渉し労働条件・待遇などを決める権利
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団体行動権
団体行動権労働組合が正当性ある目的を達成するために、団体交渉を行った上でストライキその他の行動をとる権利
労働三法
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労働基準法
労働者の労働条件の最低基準を定め労働条件を保障する法律
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労働組合法
労働者の団結権・労働組合の保護または活動の保障を定めた法律
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労働関係調整法
労働関係の公正な調整をはかり、労働争議を予防または解決することを目的とした法律
その他の法律
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男女共同参画社会を作るための法律
男女雇用機会均等法、育児介護休業法、男女共同参画社会基本法など
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生活を守る社会保障関連の法律
労働者災害補償保険法、雇用保険法、厚生年金保険法、健康保険法、介護保険法など
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ハイデイ日高労働組合とは?
ハイデイ日高労働組合は、組合員のみなさんが働きやすく、豊かな生活を送れることを目指し、さまざまな活動を行っています。
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労働条件の改善
会社に対し、労働条件の改善要求を行っています。労働条件とは毎月の給与や賞与(ボーナス)などの賃金、労働時間、休日・休暇の日数や仕組みなど、多岐に渡ります。会社が収支バランスを回復させるために、雇用・労働条件に直接影響をおよぼす支出抑制策などが発生した場合でも、労働組合がその対策にあたりますので、突然の解雇がなくなります。
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環境改善
集会やアンケートで組合員のみなさんの意見や要望を集めた上で、労働組合と会社が話し合いをし、より良い職場の環境づくりをめざします。
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福利厚生制度
労働組合が企画するレクリエーションや研修などのサポートが受けられ、組合員のみなさんの生活に役立つ制度づくりと運営を行っています。組合員がご不幸に遭われたときや住宅が被害を受けたときの見舞金、結婚や出産などの祝い金を受け取ることができます。また、掛け金なしの「UAゼンセン見舞金共済」や、安い掛け金で生命・医療・マイカーなどさまざまな共済に加入することもできます。その他に、労働金庫(ろうきん)による低金利の融資、UAゼンセンに加盟する組合の宿泊施設の格安利用や飲食の割引など、さまざまなサービスを受けることができます。
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相談窓口
職場でのトラブルや私生活での悩み事(心身の健康、法律、税金、 借金など)などの相談に応じています。
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政治制度要求・政治活動
豊かで暮らしやすい社会を目指し、法律や社会制度の提案・要求など、政治活動に取り組みます。
ハイデイ日高労働組合基本方針
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私たちは、労働組合と会社がお互いに信頼し、対等に話し合える環境をつくります。
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私たちは、組合員の雇用を守り、労働条件(賃金・労働時間・休日・退職条件等)の改善を一歩一歩進めていきます。
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私たちは、組合員の生活の向上の為に、会社と業界の安定的発展を求めて努力していきます。
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私たちは、話し合いを重視し、自主的で民主的な組合活動を粘り強く進めていきます。
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労働組合の加入対象者
ハイデイ日高で働くすべての従業員が加入対象者となります。部長以上(人事総務部は課長以上)および経営に関わる管理者は加入できません。
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組合費について
ハイデイ日高労働組合は、組合員のみなさんが働きやすく、豊かな生活を送れることを目指し、さまざまな活動を行っています。
毎月の組合費
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通常社員・契約社員・フリー社員を除く限定社員
・・・・・基本給の1.5%(上限4,000円 年14回)
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フレンド社員・フリー社員
・・・・・時給*×勤務時間×1.0%(上限1,500円 年12回)*各種手当を除く
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組合費の使い方
毎年1回開催する定期大会で決定した活動計画と予算に則って組合費が使われます。その支出の内容は、必ず会計監査を受けて、次年度の定期大会で組合員に報告されます。
具体的な使用例
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定期大会や諸会議を開催するための会場費や出席する代議員の旅費
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苦情処理対応の費用
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レクリエーション等の組合員が親睦を深めるための費用
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共済制度・慶弔制度の運営費用
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専従者の人件費・組合役員の活動費
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上部団体費
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機関と運営
組合員のみなさんの意見や要望、組織内で決定したことは、労働組合の各機関で話し合われ、執行部が中心となり実行に移していきます。
主となる会議(決議機関)
報告・協議
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定期大会
今年度の組合活動の報告や会計報告、会計監査報告、次年度の活動方針、予算、組合役員の改選、組合規約の改定等を行います。(年1回)
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中央執行委員会
主に定期大会にて可決された1年間の活動方針の運営・実施を行います。(月1回)
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労使協議会
労働組合と会社役員が対等の立場で、労使間および経営に関する諸問題について意見交換や協議を行います。
団体交渉
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総合労働条件闘争
労働組合と会社で、賃上げや労働条件に影響のある諸問題の解決または決定するための話し合いを行います。(年1回・3月)
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賞与(一時金)
賞与(夏季・冬季一時金)の交渉を行います。(年2回)
その他
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アンケート調査
組合員のみなさんの意見・要望等の収集を行います。(年1回)
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店舗巡回(オルグ)
専従者と各支部執行委員で店舗や職場を訪問し、普段感じている疑問や要望、意見を聞いたり、組合の活動報告などを行います。
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